紅の砂漠のストーリーを終えました
先日、紅の砂漠のメインストーリーを一応クリアしました。
で、このゲームのSteamレビューを投稿するなら高評価・低評価どちらかということを考えると、どうも高評価にする気が起きませんでした。
ただ、低評価というほどゲームが悪いわけでもない。
今回はなぜそう思ったのか、自分の中で整理しつつ、少し考えてみました。
ネタばれ含むかもしれないので注意してね。
まずは評価を考えてみる
日本人は減点式、外国人は加点式、なんて風に定性的説明をしたがる人がいます。
いったん、これら両方で考えてみよう。
加点式
- コンテンツが多い
- マップが広く探索要素が多い
- 自由度が高い
- とれる選択肢が多い
このゲームをやって得られるユニークな面白さが何か、と言われると正直なところそこまで思いつかない。
これらの加点要素にしても、正直RDR2をやるほうがいいと思う。
個人的にはRDR2がほぼ上位互換といってもいい。
減点式
- クエストが詰まらない、単調
- キャラクターの魅力がない
- ストーリーが面白くない
- 不便要素が多い
- 動作が不安定、バグが多い
- ロードが重い、極端に時間がかかることがある
- アビスって何?
- (操作が複雑)
文句を言われることが多い操作の煩雑さは正直このゲームの不評点の本質ではないと思う。
もちろん、操作が分かりにくいのは確か。せめて技の出し方一覧とか説明するものが欲しかった。
特に、ジャイアントスイングなんて全然出し方分からなくて右往左往してた。
その他、自分はかなりストーリ、キャラ面の不満が多かった。まあここはこの後個別で説明しようか。
まずはいいところから・・・
コンテンツの多さはいい部分だとは思います。
マップは広いし、景観がいいスポットもたくさんある。
サブクエストについてもものすごい量があるから、かなり長時間遊べるゲームであることは確か。
変な場所に洞窟があったり、隠し宝箱があったり、装備も結構隠されていたりと、広大なマップの探索自体の楽しさという意味ではかなりいいゲームだとは思います。
あとは、街の雰囲気とか。NPCがちゃんと多いから「街」という感じがするし、入れる建物が多い、内装もある、という点は個人的にはかなりオープンワールドとしては加点要素です。
また、釣りとか狩り、料理といったコンテンツも、人によってはかなり加点要素かも。
戦闘面でいうと、スタイルの多様さ、取れる選択肢や武器の多さは面白い部分かと思います。操作面の煩雑さはありますが・・・
ここからは悪い部分を・・・
区切っていきます。
1.ストーリーが面白くない
個人的にはこれが一番効くかもしれない。
なんだろう・・・
キャラの行動原理が分からないから?
ストーリーの軸が分からないから?
次のストーリー展開を知りたいという気にあまりならない。
これからどうなるのかというワクワクも特に感じなかった。
特段サプライズもない、既定路線のお話という感じ。
(脈絡のない、突拍子のない展開もちょくちょくあるが、これは決してポジティブな意味で言っているわけではない。)
しいて言うなら、行動を起こすのがクリフでなくてもいい内容が多すぎる。
この世界にはアクションを起こせるのがクリフしかいないのか?
あと、結局アビスってなんなのだよ。セカイ系なのか?
どいつもこいつもふわっとしたことしか言わないのがなお腹立たしい。
2.キャラクターの魅力がない
灰色たてがみ
毎回仲間と感動の再開を果たすのはどうにかならないのか?
そもそも、序盤で名前すら憶えていない段階で出てきた味方キャラに再会したとて、プレイヤーはそこまで思い入れがないしそもそも覚えていない。
にもかかわらず、毎回「嘘だろクリフ!?」「生きていたのか!?」「これは幻か・・・」からの抱擁の繰り返し、これでええんか・・・
私は君たちのことを知らないよ。
敵
あまりにも魅力とキャラクター性がなさすぎる。
別に、必ずしも敵に悲しい過去であるとか擁護できる事情が欲しいと言っているわけではない。
ただ、このゲームの大半の敵はあまりに無味無臭すぎる。
劇的な裏切り・寝返りがあるわけでもない。
敵として出てきたキャラクターは、ただ敵として存在し、よくわからないモチベで悪行といわれることを行い、倒されるためだけに存在している。
何をなぜやりたいのか、なぜ悪行をやっているのかが全然わからない。
(もしかしたらフレーバーテキストとか見聞きしていれば分かるものがあるのかもしれんが・・・)
魔女
こいつらが私は好きになれない。
あえて困っている人を演じて、助けたら善意云々って、お前らは何様?という話です。
わざと演じている君たちを助けるリソースがあったら、ほかに助けられる人もいたはずだろうし、そもそも試し行為で人物を図ろうとするその性根が気に入らない。
だから、私はこいつらの言っていることにはあまり意味を感じない。
(そもそもアビス関連がふわっとしすぎていてこの周辺の話自体がほぼ無意味だが・・・)
ゲームとしての都合のためにクリフに遺跡巡りをさせている、容姿以外恵まれなかったかわいそうなキャラクター。
クリフ
いや、クリフが嫌いとかそういうのはないんですよ。
ただ、いきなり変なこと言うというか、ストーリーの重要な場面でちょくちょくクリフではなく台本がしゃべっている印象が強かった。
お前そんなこと考えてたん?って感じ。物語の都合でしゃべらされているだけで、クリフ自身の信条とかキャラクター性と全然関係ない発言と感じる部分もあったり。
これは敵もそうだけど、なんか戦闘中の問答がおかしいんだよね。
いきなりスケールがでかくなるというか、一般化しすぎた対話を始める。
うちのクリフはそんなこと言わない!
全体的に、シナリオライターにちゃんとセリフ書かせてる?って感じの部分が多い。
AIに無味無臭の会話を作らせるのはやめてね・・・
クエストが詰まらない
オープンワールドにはクエストが必要だというのはまあわかる。
それにしても、もう少しなんかあるでしょう。
プレゼントだとか、自分の畑の作物だとか、アンケートだとか、そんなもん人に任せるな、自分でやれという内容のクエストが多すぎる。
そのうち面白さが分かるかと思い、頑張ってエルナンドの勢力クエストをひたすらこなしていたが、疲れてメインストーリーを先に終わらせてしまった。
不便要素について
RDR2の不便さは、私は受け入れて楽しめていました。
しかし、どうも紅の砂漠では不便さを同様にとらえられない。
ただのシステム上の不便さ、とでもいうのかな。
感じたところをちょっとリストアップ。
- 操作性
- インベントリ
- ペットの動作
- 段差での馬の停止、その他マウントの動作
ひとまずこれくらいだが、細かいストレスが溜まっていく感じ、伝わるかなぁ・・・
動作面の不満
結構大きな不満点。
一番ストレスだったのが、走れなくなるバグ。
これは、結構な頻度で発生する上に、自分の環境だと死亡、ロード、タイトルからのロード、いずれでも解消せず、ゲームを再起動しないと治らない。それでいてこのゲームは起動時のロードがやたら長い。
たぶん、メインストーリークリアまでに15回くらいは発生してるかな?非っ常にストレス。
他には、植物の収集バッグが使えなくなるのもかなりストレスだった。
ただ、こちらは死亡すれば使えるようになるのでまだまし。
あと、ロード時間の長さがかなりいや。
ファストトラベルするときに、一瞬で移動できるときと、長い移動画面があるときの二パターンあるのもよくわからないし、たまに異常に長いロード時間がかかることもある。
まとめ
悪いゲームではない、とは言える。作り込みもよい。
ただ、読了感は悪い。
オープンワールドゲームに求める内容によって評価がガラッと変わるんだろうな、というのは感じる。
まあ、悩んでるならやってみればいいんじゃないですかね。
ゲームなんて自分でやってなんぼですからね。


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